2011. 12. 31  
 ここは仮設住宅専用の集会所・談話室のない小規模の仮設住宅。クリスマスツリーを飾るスペースもない環境ですが、聞いた話によると、一泊二日で大阪からやって来たご夫婦とご友人(赤ちゃんも連れて)で、クリスマスツリーとイルミネーションを飾り付けていかれたのだそうです。まるでサンタさんのようではないですか。新聞で、ボランティアの数が確実に減っているという報道を見ます。確かに、山田町にいてそれは実感しています。しかし、このような心温かなエピソードがある限り、たとえその数が少なくとも、被災者には勇気を与えています。確実に。
 お正月過ぎ頃まで、このイルミネーションを続けるそうです。

クリスマスツリー

クリスマスツリー


スポンサーサイト



2011. 12. 30  
 12月17日は「男の料理講座」の第6回でしたが、そのご報告の前に、同日が山田湾のアワビ漁の口開けの日であったこと、それに関連して聞いたお話を紹介します。
 漁師さんの話では、今年のアワビは餌となるワカメ、コンブが津波の影響のため少なく、痩せ貝が多いそうです。オカで暮らす私たちには想像できない変化が、海の中ではあるようです。
 大沢漁協付近から撮影した山田湾の写真を過去のブログでも紹介しました。漁師さんたちは少しづつではありますが、漁業再建に向け頑張っているようすです。今までは個々人の養殖漁業でしたが、震災後は養殖漁業者みんな一緒に10・11月にかき種苗の仕入れ、12月にはホタテ種苗の仕入れをし、被災を免れたカキは現在むき身カキとして東京市場へ出荷しているとのことでした。種苗カキは2年後、ホタテは1年後にならないと出荷にならない、つまり漁業者の収入にはならないそうです。
 テレビのニュースでは水揚げのシーンを明るく取り上げますが、三陸の漁師が不安や葛藤を抱えて漁業をスタートさせている事実を忘れてはいけないと思いました。一日も早く今までのような養殖の盛んな山田湾になってほしいです。

あわび漁
山田湾のあわび漁


カキ種苗
カキ種苗

2011. 11. 21  
八幡町から境田方面

 これは8月31日に山田八幡宮前(八幡町界隈)から長崎方向を撮影した写真です。手前のほうにオレンジ色の人たちがガレキ撤去の作業をしているのが見えます。「オレンジ色の人たち」という認識のまま、しばらく過ごしていました。かつては、自衛隊の迷彩服、警察官の制服がガレキの街のあちらこちらで見られ、いつの頃からか「オレンジ色の人たち」も脳裏に焼き付いていました。
 10月上旬より、「みえ災害ボランティア支援センター」さんという団体が、ツイッターで私たちのブログをフォローして下さるようになりました(他にも多くの方々にフォローして頂いております)。10月の中旬、もしくは下旬頃、「オレンジ色の人たち」が活動している側を車で通ったとき、「みえ」の文字が目に飛び込んできました。オレンジ色のベストに書かれた文字「みえ」。頭の中でようやくつながりました。ネット上でフォローしてくれていたのは、山田町内でガレキ撤去してくれていた「オレンジ色の人たち」だったんだ!! と。
 11月中旬、被災エリアを車で移動中、パッと明るいオレンジ色を発見しました。想像してみて下さい。ガレキの街から何もない街へと風景が変化し、季節が秋から冬へと移ろいゆく淋しいこの時期に、せっせと町民のために働いてくれている「オレンジ色の人たち」が目に入ったら・・・。間違いなく感動します。

ガレキ撤去する「オレンジの人たち」

 旧友に再会するかの如く、心踊らせ車を降りご挨拶しました。三重県からいらっしゃったボランティアさんたちに混じって、「みえ災害ボランティア支援センター」の森本さんがおられました。

森本さんと佐々木

 さらに驚かされるのは、山田町内に「みえ災害ボランティア支援センター 山田事務所」を構えておられることです。

みえボラ山田事務所

 詳細については今後明らかにしていけると思いますが、私たちオデンセ山田は「みえ災害ボランティア支援センター」さんと連携して、山田町の復興の一翼を担っていきたいと、決意を新たに致しました。
2011. 11. 04  
 10月29日(日)、県立山田高校では恒例の文化祭「さいかち祭」が行われました。文化祭の準備で盛り上がっているので、オデンセ山田の宣伝しても、影が薄くなるだけかなと思い、文化祭が終わった11月1日、山田高校を訪れ、「高校生ボランティア募集中!」の広告をお願いしてきました。
 この高校生ボランティアの構想。準備期間(というか潜伏期間といったほうが良いでしょうか)が長く、実は代表・佐々木が山田高校の横田副校長先生を訪問し、ご協力のお願いを申し上げたのは、去る9月21日のことでした。1ヶ月以上も前のことです。この1ヶ月、何もしなかったわけではなく、広告にありますように、医療系・福祉系の進路を目指す高校生にとって、キャリア教育、およびボランティア教育となるようなボランティアメニューを考案し、他の方面へのコラボの要請をしたり(失敗したり)・・・いろいろあって、遅くなりました。「捕らぬ狸の皮算用」をブログでアップすることは自ら戒めており、実現するまでは公表しないという方針でこのブログはやっていますので、募集も直前になってしまいました。
 ひとまず、男の料理講座の中に健康体操のプログラムを入れてみようということで、11月6日の「第5回 男の料理講座 大沢ふるさとセンター」から新たなチャレンジをスタートします。構想の中には、他の場所・メニューでの高校生ボランティアは考えておりますが、現段階で公表すると関係各位にご迷惑がかかるので、実現した段階でアップしていきたいと思います。
 このブログを見た高校生のみなさん。山田町の復興に参加しましょう!!

ボランティア募集
2011. 09. 25  
 山田町北浜にある大杉神社は、目と鼻の先に山田湾を望みます。例年、おみこしが北浜の海に入り、おかに上がれば暴れ回る、その荒々しさが魅力の神様です。3月11日の大津波でお社は流され、おみこしも見つかったとは言え、修繕できないほどの被害を受けました。山田八幡宮のおみこしは津波ではなく、地震の被害を受け修繕中ですが、町民からの寄附も当然ですが集まらず、修繕費不足で修繕がストップしているという噂も聞いています。

八幡宮と町

大漁旗と八幡宮

 そのような状況でありながら、18日の夜、突如、出現して驚かせたのは、実はかつての中央町子供みこし。もはや魂入れもされずに保管されていたものですし、担ぎ手も正式な舎人ではありませんでした。

御輿

 震災から半年。何かをしたいという宮司の想いの現れでしょう。八幡宮の本物のみこしではないにしても、その場に居合わせた者にとっては、かつての活気ある故郷や幼い頃の思い出を、まるで幻影のように暗がりの中に浮かび上がらせてくれた不思議な瞬間でした。

八幡大神楽(獅子舞)
山田大神楽(獅子舞)

剣舞
関口剣舞

虎舞
境田虎舞

長崎パレード
長崎パレード

 町内のそれぞれの地域で受け継がれてきた芸能が奉納されました。多くの芸能団体が津波で流された地域にあり、どのような困難を克服してこの例大祭にやってきたのでしょうか?大変な努力とお祭りにかける想いに敬意を表したいと思います。

祭りの光景
祭りの光景

祭りの光景
祭りの光景

9月、ある日の風景
8月、ある日の風景
プロフィール

オデンセ山田

Author:オデンセ山田



復興支援ネット【オデンセ山田】は、仮設住宅移転後の諸問題に対処すべく山田町内外の有志によって設立されました。特に、人と人とのつながり、支え合いが復興を牽引するという信念のもと、共に歩んでいきたいと考えています。
→オデンセ紹介

【連絡先】代表:佐々木
 odenseyamada●gmail.com(●→@)

今後の活動予定
カレンダー
08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
アクセスカウンター
リンク
検索フォーム